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吉田キャストの真空加圧鋳造機は、デジタル制御で吸引鋳造・加圧鋳造も可能な3モード式です。
運転操作は、フルオートはもちろん、タイマー式オートや鋳造者の感性を生かしたフルマニュアルから選択できます。
特徴
■ パワフルな鋳込み能力で、とくに細かいデザインなどの鋳造に最適です。
■ 遠心鋳造なので、他の鋳造方案に比べ低めの温度での鋳造が可能。このため収縮の激しい地金に効果を発揮します。
■ オプションで放射温度計が追加できます。(デジタル機は標準装備)
※掲載されている装置のデザイン・仕様は、改善のため予告なく変更する場合があります。
※鋳造工程には、鋳造機以外の装置が必要です。
※設置条件はこちらのページをご覧ください。また、設置にあたって、電波管理局への申請が必要です。
※海外への設置や輸出には、輸出許可が必要です。
YGPシリーズの対応金属
プラチナ・パラジウム・ステンレス・鉄合金等
※ご購入前に対象となる金属の種類をお知らせください。複数の合金を鋳造する場合には、溶解量や合金の種類(組み合わせ)により装置の設定が必要な場合があります。
※純鉄や鋳鉄の溶解には、鉄の含有量や溶解量などにより専用の調整が必要となります。
遠心鋳造の利点
遠心鋳造の最大の利点は、なんといってもその鋳込み能力!
■ 鋳込み速度が他のどの鋳造方案より速いので、金属凝固までの短い時間に先端の細部まで溶湯が行き届きます。
■ 細い形状や微細なデザインで特に威力を発揮します。
■ 遠心力により鋳型内のガスの排出と溶湯の入れ替わりがスムーズに行われます。
■ 他の鋳造方案と比べて地金温度を低く設定できるため、収縮鋳巣の発生を抑える効果が期待できます。
遠心力により鋳型内に溶湯が瞬時に入るため融点の高い金属に有効です。
地金の鋳造温度を低く設定できるので、収縮鋳巣の発生を抑える効果が期待できます。
溶湯が鋳型に注湯される際、溶湯は湯道の周りを渦を描くように入ります。
このため、鋳型内のガスが渦の中心をすり抜けるように鋳型の外へと排出され、効率のよい置換効果が行われます。