鋳造用語集

焼結(しょうけつ)
Sintering / Sinter

金属や酸化物などの粉末にスキージーと呼ばれる繋ぎ材と一緒に圧縮成型し、高温炉や雰囲気炉で加熱して焼き固めること。

金属を完全溶解せず粒の表層を溶解して互いの粒を結合させる。
このため、一般的に鋳造に比べ強度は落ちる。
また焼結時に20%から30%の大きな収縮を伴う。
MIM (Metal Injection Molding) は、代表的な焼結による鋳造方案である。

ロストワックス鋳造(ブロックモールド法)で、シリカ系埋没材を使用する場合では、「熱により埋没材の粒どうしまたは、バインダーを焼き固めること」を指す。

 

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