高融点埋没材
プラチナ用焼成プログラム参考例
推奨される一般的な 焼成カーブ
- 室温より150℃まで約10分で上昇
- 150℃で1時間保持
- 150℃より250℃まで約10分で上昇
- 250℃で1時間保持
- 彫刻用ワックスの場合、400℃まで約30分で上昇
- 彫刻用ワックスの場合。400℃で1時間保持
- 彫刻用ワックスの場合、950℃まで2時間で上昇
- インジェクションワックスの場合、250℃から950℃まで3時間で上昇
- 950℃を2時間保持(鋳型数の少ない場合には最低1時間保持)
- 鋳造開始
■埋没材を取り扱う場合には、防塵マスクを着用してください。
■長期に渡る粉塵の吸入は呼吸器官などの障害の原因となります。
■石膏系埋没材と違いバインダーで硬化する埋没材です。
■硬化には、オール1埋没粉の上で脱水紙を使用して脱水させ硬化させます。
■保管は、密栓し湿気が少なく昼夜の温度差の少ない場所で行ってください。
オール89 吉田キャスト製 MADE IN JAPAN
オール1とオールSの混合の手間を省いた混合埋没材です。1989年の発売以来、国内外を問わず高い信頼を誇る高級シリカ系埋没材です。
25kg入り/1箱
オール1 吉田キャスト製 MADE IN JAPAN
他のオール埋没材と混合し、鋳型の通気性調整が可能な無結合型シリカ系埋没材です。加圧鋳造機の場合はオール89と混合して使用します。
25kg入り/1箱
オールS 吉田キャスト製 MADE IN JAPAN
超微粒粉末の埋没材で、オール1と混合して使用することにより、鋳肌の滑らかな鋳造物を得ることができます。
22kg入り/1箱
オール3 吉田キャスト製 MADE IN JAPAN
オール3を混合することにより脱水時間を短縮することが可能です。ハードワックスでプラチナ鋳造をする際に適しています。
25kg入り/1箱
オール2000 吉田キャスト製 MADE IN JAPAN
従来の加圧鋳造機用の埋没材は、弊社製オール89とオール1を混合して使用しますが、All2000はその煩わしさがなくそのまま使えます。
25kg入り/1箱
ピュアコートA 吉田キャスト製 MADE IN JAPAN
10%~30%位オール89に混合して使用することにより鋳型強度を増すことができます。
25kg入り/1箱
石膏
金・銀用の焼成プログラム参考例
推奨される一般的な焼成カーブ
- 室温より150℃まで約10分で上昇
- 150℃で50分保持
- 150℃より250℃まで約10分で上昇
- 250℃で50分保持
- 彫刻用ワックスの場合、400℃まで約1時間で上昇
- 彫刻用ワックスの場合。400℃で1時間保持
- 彫刻用ワックスの場合、800℃まで1時間30分で上昇
- インジェクションワックスの場合、250℃から800℃まで2時間で上昇
- 800℃を2時間保持(鋳型数の少ない場合には最低1時間保持)
- 鋳造温度まで鋳型温度を下げてから鋳造
★No.7到達温度は700~800℃の範囲です。
■埋没材を取り扱う場合には、防塵マスクを着用してください。
■長期に渡る粉塵の吸入は呼吸器官などの障害の原因となります。
■ギフトの場合、600℃の焼成炉に投入できます。
■混錬後約10分後より埋没材の自硬が始まります。
■保管は、密栓し湿気の少ない昼夜の温度差が少ない場所で行ってください。
■保存期限は保存条件にもよりますが、約3ヶ月が目安です。
ギフト ノリタケカンパニー製 MADE IN JAPAN
急速加熱しても鋳型のクラックが入りにくいヒートショック耐性が特徴の国産石膏系埋没材です。急速加熱でも従来品と同等の鋳肌が得られ、型ばらしも容易な埋没材です。
20kg入り/1箱
ウルトラベスト R&R社製 MADE IN USA
焼成強度が強く、混水量が多くても鋳造面に『面差』が出にくい石膏系埋没材です。キメの細かな良質な鋳肌が得られる高品質な埋没材です。
50lbs (約22.5kg)/1箱
ウルトラベストMAX R&R社製 MADE IN USA
一般的に石膏と呼ばれる粉末は、融点の高い金属には鋳造は適さないとされてきましたが、ウルトラベストMAXはプラチナはできませんが、パラジウム15%のホワイトができます。
50lbs (約22.5kg)/1箱
プラスティキャスト R&R社製 MADE IN USA
一般的に使用される高膨張なプラスティック製品、又はワックスやパターン材を埋没・焼成するために開発された高膨張で強度が高い埋没材です。
50lbs (約22.5kg)/1箱
SV20 製 MADE IN USA
50lbs (約22.5kg)/1箱
埋没材除去剤
シリカトールZ 吉田キャスト製 MADE IN JAPAN
鋳造後に金属に密着しガラス化したシリカ系埋没材を危険なフッ酸を使用せずに除去できます。ステンレス容器で加熱して使用します。(この製品は強アルカリ製品です。)