日本のカスタマイズ鋳造機メーカー

吉田キャスト工業株式会社

ボンドウェルダー

DW-3000

仮着レベル7

 

失敗リスクの少ない一発ロウ付けや高効率の溶接作業が可能。

電気スポット溶接式の仮着装置とは、重ね合わせた金属部材を電極の先端ではさみ、小さい部分に電流を集中させ局部的に加熱し、同時に電極で加圧して溶解接合するスポット溶接技術を応用した装置です。

電流を小さくすることにより、作業後に接合部を取り外すことが可能なため、本溶接やロウ付け前に部材の接合位置や角度な『仮止め』で確認することができます。

特徴

  • 20立方まで可能なミドルクラス仮着装置。
  • ステンレスなどの一般的な金属でのパーツであれば、充分なパフォーマンスが得られる。
  • シルバー以外の貴金属であれば、アクセサリーでの使用も可能です。

※銀合金・銅合金・チタニウムなどには使用できません。

仕様

形   式  DW-3000
入 力  電 源  AC 100V
消 費  電 力  300W(最大)
サ イ ズ  230W×265D×280H
重   量  18kg
付 属 品  片極クリップ電極(スタンダード/中)
 片極ピンセット電極(スタンダード/中)
 フットペダルスイッチ

対象金属と対応断面積

K9~K18(金合金) ステンレス・コバルトクロム・プラチナ合金
16.0㎠(4.0×4.0㎜) 20.2㎠(4.5×4.5㎜)

※表示寸法は接合する部材側の断面です。仮着本体の大きさは問いません。

 

仮着電極 付属品とオプション設定

型  式 片極ピンセット電極 片極ピンセット電極
銀タン付き
両極ピンセット電極 両極ピンセット電極
銀タン付き
片極クリップ電極
DW-3000 (中) (中) (中) (中) (中)

● 付属品として機械の価格に含まれる電極   ▲ オプションとして使用可能な電極
※( )内は専用の指定サイズです。

 

工程

 

step.1 接合面を合わせる

本体をクリップ電極でつかみ、部材をピンセット電極で持ち接合面どうしを合わせます。

 

 

step.2 通電する

隙間ができないようにして部材を本体に押し付けてからフットスイッチで通電します。

 

 

step.3 仮着する

溶接状態を指で確認し、良好であれば次のワークの仮着を行います。