なぜ開きながらカットする必要があるのか?
ゴム型は、ゴムを指で開きながらカットするのが鉄則です。では、なぜ開きながらカットする必要があるのでしょうか。
グラフで特徴が一目で分かる!
目印となる白いライン
ゴムは引っ張ると、切れていない場所(一番底部)が引っ張られてゴムの色が白くなります。
この場所が『次に切るべき場所』の目印となります。
充分に引っ張られていないと、この白いラインかせ現れません。
ポイント
ゴム型を引っ張った時にできる『白いライン』を切る
二度切り
ゴム型が充分に開かれていないと同じ場所をもう一度切ってしまいます。
これを『二度切り』と言います。
また、誤った方向にメス刃を入れてしまうと、方向修正を行うため一度切った場所の付近でメスの刃を入れ直すことになり、二度切りを行わざるを得えません。
二度切りを行うと、ゴム型を開いたときの引張り応力が分散してしまい、ゴム型を左右に広げる力が均等にかからなくなります。この結果、次に切るべき場所の『道しるべ』となる『白いライン』が現れなくなります。
ポイント
『二度切り』するとゴム型に『白いライン』がてきなくなる