酸素(さんそ)
Oxygen
1771年スェーデンのシェーレは、酸素の性質を初めて調べ、くわしく文章化したが、出版社の遅れで書籍の発行が1777年になってしまった。それに先立ち、イングランドのブリーストリーなど他の人物に酸素についての研究を発展されてしまったため、後年、酸素の発見者についての論争が起きた。
酸素は、水素とともに水分子を構成する元素である。大気中には、体積換算で約21%の割合で存在する。
物質が燃えるのは、空気中に酸素が存在しているからであり、金属がさびるのも酸素が原因である。(酸化については、水素による化学反応も酸化として扱われる)。
現在の大気中の酸素は、光合成を営む植物などの生物が二酸化炭素と水からつくった産物である。
元 素 記 号 | O |
陽 子 数 | 8 |
価 電 子 数 | 6 |
原 子 量 | 15.9994 |
融 点 | -218.4 |
沸 点 | -182.4 |
密 度 | 0.001429 |
存 在 度 | 地球 47万4000 ppm 宇宙 2.38×107 |
代表的な製品 | - (N/A) |
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