タングステン
Tungsten
1781年、スウェーデンのシェーレが灰重石とよばれる鉱石から、新たな酸化物を分離した。これがタングステン。
スウェーデン語の「重い石 (Tungsten)」が元素名の由来。
タングステンは、全ての金属のうちで最も融点が高いため、電球のフィラメントや電極などに使われる。
一般的な装置でこの金属を溶融することは、きわめて困難なため、タングステン製品の造形は、粉体を焼結するMIMなどの工法で行われる。
元 素 記 号 | W |
陽 子 数 | 74 |
価 電 子 数 | - (N/A) |
原 子 量 | 183.84 |
融 点 | 3410 |
沸 点 | 5657 |
密 度 | 19.3 |
存 在 度 | 地球 1 ppm 宇宙 0.133 |
代表的な製品 | 電球のフィラメント・電極 |
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