手込め(てごめ)
Hand Pouring / Hand-pouring
トーチ(溶解バーナー)や溶解炉など、鋳造機とは別の溶解装置や炉で溶解した金属を取鍋などを使って手で鋳型やアケ型などに注ぎ入れること。
しばしば、鋳造機を使わない鋳込み方法を指す。
また、取鍋などで重力鋳造を行う際の注湯方式である「置き注ぎ法」の別称。
ロストワックス鋳造のセラミックシェル法や記章製品などの低融点合金を使った鋳造でも多用される。
手込めで行われる鋳造のほとんどが重力鋳造であるため、鋳込み能力に限界があり、一般的には、複雑な形状や緻密な形状の鋳造には不向きとされる。
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