鋳造機購入の準備

[sg_popup id="7910" event="click"]鋳造機[/sg_popup]の機種が決定と同時に[sg_popup id="693" event="click"]周辺機器[/sg_popup]や、必要となる器具・材料などの情報、設置に関する設置条件の確認が必要です。
以下を参考にしながら、設置の前準備をお願い致します。

 

専用器具や周辺機器のご確認

初めて鋳造設備を導入する方へ

[sg_popup id="4240" event="click"]鋳造[/sg_popup]は、鋳造工程に到るまでの各[sg_popup id="725" event="click"]前工程[/sg_popup]があり、工程別に必要な専用器具・機器が必要となります。初めて鋳造設備を導入する方は、弊社で確認しご提案いたしますのでお気軽にお問い合わせ下さい。

周辺機器

機種によって前工程で必要な器具・機器が異なります。
(例)埋没機兼用の鋳造機をご購入の場合は、単体埋没機が不要。

消耗材料

  • [sg_popup id="3981" event="click"]ゴム型[/sg_popup]用のシリコンゴム
  • [sg_popup id="3619" event="click"]ワックス型[/sg_popup]用の[sg_popup id="4091" event="click"]インジェクションワックス[/sg_popup]
  • [sg_popup id="759" event="click"]埋没材[/sg_popup]     など

製品の形状や使用する[sg_popup id="7561" event="click"]地金[/sg_popup]により種類が異なります。

器 具

必ず必要なものと、予算によっては必要ないものがあります。
(例)[sg_popup id="3997" event="click"]ワックス彫刻[/sg_popup]による製作の場合、[sg_popup id="9513" event="click"]ヴァルカナイザー[/sg_popup]や[sg_popup id="9516" event="click"]ワックスインジェクター[/sg_popup]が不要。

鋳造機専用の器具

鋳造機メーカーでしか取り扱っていないオリジナル器具がある場合があります。
(例)溶解[sg_popup id="3599" event="inherit"]ルツボ[/sg_popup]、[sg_popup id="3631" event="click"]加熱コイル[/sg_popup]等

 

吉田キャストでは、各鋳造機に合わせ基本的な添付品リストをお見積り時にご提示いたします。このリストから必要・不必要をご相談の上決定していきます。

 

買い換えや増設の方へ

買い換えや増設の方は、お持ちの周辺機器や器具などご確認頂き、必要な器具・機器のみご購入頂きます。また、ご使用になる[sg_popup id="747" event="click"]フラスコ[/sg_popup]サイズ等を今一度ご確認いただき、必要であればご購入下さい。

[sg_popup id="11295" event="click"]金[/sg_popup]・[sg_popup id="11293" event="click"]銀[/sg_popup]合金のみの鋳造設備から[sg_popup id="11265" event="click"]プラチナ[/sg_popup]などの鋳造設備を新たに増設される場合には、プラチナ専用の器具材料や周辺機器の一部で新たな機械が必要になる場合があります。

予めのご確認いただき、ご不明な点などありましたら弊社までお問い合わせください。

 

電源容量等のご確認

鋳造機の種類や規模により、新たな電源の設備や電気容量の増設が必要な場合があります。

 

熱源外部設置型の鋳造機(VBC-50)

[sg_popup id="7471" event="click"]熱源装置[/sg_popup]が別途必要となります。

鋳造機の電源は単相100で消費電力も少ないため、現在のアンペアーが設定ギリギリの状態でない限りは、特に電源設備や電気容量の増設の必要はありません。

※メタルメルトなどの電気式溶解炉で地金の溶解を行う場合は、消費電力と現在の電力容量を確認します。
※バーナーでの溶解には、別途設備が必要です。現在お持ちのバーナーが溶解用であるか確認します。

熱源内蔵型の鋳造機

(YGP-2SN・YGP-55R・YGP-7AD・YGP-7D2・YG-10D・YRC-75及び、チタン鋳造機など)

弊社の[sg_popup id="7690" event="click"]熱源内蔵型の鋳造機[/sg_popup]は全て三相200Vの電源を必要とします。三相200Vの電源の有無を確認し、無ければ電源の導入をします。

※ 電源の導入には、設備のカタログなどが必要な場合があります。

 

冷却水配管設備及び、排水設備のご確認

鋳造機の種類や規模により、機械に[sg_popup id="5306" event="click"]冷却水[/sg_popup]を流す必要があります。

冷却水は基本的に水道水で支障はありませんが、以下条件の場合には、循環装置(水槽やポンプ等)が別途必要になる場合があります。下図の冷却水条件を確認し、条件を満たしているか確認する必要があります。

  • 井戸水などをご利用になる場合
  • 寒冷地・高温地域での設置・運転の場合

冷却水の条件

 熱源内蔵型熱源外部導入式備 考
水 温35℃以下なし冷却水が凍らないこと
水 質中性・無色透明水垢や不純物(鉄粉など)がないこと
水 圧0.15MPa以上0.25MPa以下
流 量3リットル/分常時の圧力。他の装置と共有の場合に注意

 

給水配管の条件

水道口から取り入れ口の距離はなるべく短く設定して下さい。

水道口から機械の冷却水取り入れ口までの距離が長いと配管抵抗が発生し、必要な水圧や流量が確保されない場合があります。機械の設置場所を充分考慮してください。

※ 給水配管(耐圧ホース)の接続は、機械の納品時に弊社で行います。また、[sg_popup id="7689" event="click"]熱源外部導入型[/sg_popup]の鋳造機の場合、鋳造機用に1つ、高周波用に2つの冷却水配管が必要になります。詳細は弊社までお問合わせ下さい。

排水配管の条件

可能な限り、機械の排水口からあまり遠くない場所に排水口を設置して下さい。機械の排水口から排水溝までの間を耐圧ホースで配管します。

※ 排水溝の設備があれば、排水配管(耐圧ホース)は機械の納品時に弊社で行います。また、機械から排水される冷却水を別に設置した水槽に戻し、冷却水を循環させる方法もあります。この場合には循環装置一式と配管が別途必要になりますので、事前にご相談下さい。

 

真空ポンプ

真空機能が備わっている鋳造機は、専用の真空ポンプが機械と共に納品されます。

※ 真空ポンプは、機械の代金に含まれます。

 

コンプレッサーのご確認

加圧鋳造機を設備される場合には、[sg_popup id="5302" event="click"]コンプレッサー[/sg_popup]が別途必要となります。また、既にコンプレッサーを設備されているお客様は、以下2点を確認してください。

  • コンプレッサー容量
  • 接続されている機器及び頻度

コンプレッサー容量が足りないと充分な加圧圧力が確保できず、鋳造の失敗につながる場合があります。

 

不活性ガス導入をお考えの場合

(VBC-50・YRC-75を除く)

熱源外部導入型鋳造機

[sg_popup id="7697" event="click"]不活性ガス[/sg_popup]の機械内配管が設備されておりません。ご希望の場合には、不活性ガス仕様の鋳造機が必要となりますので、ご購入前にご相談下さい。

 

熱源内蔵型鋳造機(YRC-75を除く)

既に内部配管が設備された状態で販売されております。

※ 上記機械のどちらにおいても、不活性ガス源は専門業者へ直接お手配をお願いします。酸素バーナーなどをご使用の場合には、そのご契約の業者様にて不活性ガスの手配が可能です。
※ 不活性ガスボンベには0.6MPaの圧力が必要です。ガスボンベのご契約の際に、流量調整器を取付けるようお手配をお願いします。詳細は、弊社までお問い合わせください。

 

機械運転実習サポートのご利用(有料)

弊社では、鋳造機の納入に際し基本的なオペレーションの実習を行っております。特に初めて鋳造を行う方にはこのサービスのご利用をお勧め致します。

また、鋳造機と一緒に周辺機器をご購入された場合には、必要に応じて、ゴムカットなどの実習も行います。

お問い合わせ

お問い合わせをご希望の方は、こちらより承ります。

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