鋳造用語集

マルテンサイト系ステンレス鋼
(まるてんさいとけいすてんれすこう)
Martensite Stainless Steel

SUS410やSUS420J2などに代表される、比較的高い強度に加え、高い[sg_popup id="12299" event="onLoad"]耐食性[/sg_popup]と耐摩耗性を持った[sg_popup id="9498" event="click"]ステンレス[/sg_popup]鋼。

クロム系ステンレス鋼(クロム含有量13%程度)に分類されるステンレス鋼で、常温でマルテンサイトを主要とする組織を持つ。

高い強度と耐摩耗性を持たせるためには変態点以下(911℃以下)で[sg_popup id="763" event="click"]焼き入れ[/sg_popup]を行った上で焼き戻しを行うのが一般的。

マルテンサイト組織とは、体心正方格子の鉄の結晶の中に炭素が侵入した[sg_popup id="4904" event="click"]固溶体[/sg_popup]を指す。[sg_popup id="11273" event="click"]鉄[/sg_popup]/炭素系の合金をゆっくりと冷却すると得られる結晶構造をいう。

鉄系合金の比重や融点を見る

 

 

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