鋳造用語集

STLデータ(えすてぃーえるでーた)
Standard Template Library / Standard Triangulated Language / Tessellation Language / Stereolithography

『三次元形状を表現するデータを保存するファイルフォーマットのひとつ。』
(ウィキペディアより抜粋)

CADデータには、使用するCADソフトにより様々な拡張子がある。作成されたCADデータファイルをどの装置でも読み込ませることによりデータの共有(汎用性)を確保するために考案されたファイルフォーマットのひとつで、STLは形式1に分類されるファイル形式で、メッシュデータとも呼ばれる。

ポリゴンと呼ばれる向きの情報を持つ三角形や四角形を集合させて立体物を表現するフォーマット、元来は3Dプリンティングで使用する三次元データとして開発された。STLは、1994年にHP(ヒューレイド・パッカード)社がインターネットに公開し誰でも自由に利用を可能にしたため世界中に拡散した。

3Dスキャナーで取り込まれる物体の座標データは点群データ化され、これを3D CADデータ化したりメッシュデータ化しするが、一般的にメッシュデータは点群データと比較して頂点の数が少なくなるため容量が軽くなる。
三次元データのファイルは、STLの他に、「形式2/VRML」「形式3/OBJ」「形式4/3DS」「形式5/AMF」「形式6/3MF」などがある。

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