鋳造用語集

インクジェット方式(いんくじぇっとほうしき)
Inkjet

3Dプリンターの方式のひとつ。
粉末状のバインダーを噴霧するBinder Jettingと液状の素材を噴霧するMaterial Jetting 方式がある。元々は石膏のパウダーとバインダーを噴霧して固めて造形する3Dプリンター。
現在ではUV硬化樹脂と熱可塑性樹脂や液体金属で造形を行う。YMCKで精密な色の表現が可能となっている。
インクジェット方式のひとつにマルチジェット(Multijet)方式がある。
造型用素材とサポート材の両方をそれぞれのノズルから噴射させて造型する。
ロストワックス鋳造用の専用3Ⅾプリンターとして、鋳造用ワックスと溶剤で溶解可能なサポート材を噴射させて造型するマルチジェット方式の3Ⅾプリンターで、ほぼインジェクションワックスと同等の素材(パラフィンワックス)で造型するため、光造形システムで使用されるキャスタブルレジンと比べて鋳造性に富む。
但し、独特の積層面と造形物の脆さがある。
(写真は、スリーディーシステム社製プロジェット2500WAX Plus)

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