鋳造用語集

金属間化合物(きんぞくかんかごうぶつ)
Intermetallic Compound

二元合金状態で溶湯が凝固する際、結晶の晶出時及び固相からも生成される元の金属と違った性質を持つ化合物。

金属間化合物が生成されるのは、特定の金属原子同士が安定した比率で化学結合を形成するためである。

これは、単なる合金とは異なり、各原子が、(例えば、原子比が「一つおき」など、簡単な整数で構成される)規則正しい結晶構造を形成しているのが特徴。

原子間化合物は、合金の特性を悪くする場合もあれば、特定の特性を向上させるために意図的に利用される場合もある。

 

 

 

 

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