鋳造用語集

ガラス金属(がらすきんぞく)
Metallic Glass / Amorphous Metal

原子が規則正しく並んだ結晶構造を持たない非晶質(アモルファス)の金属。
一般的なガラスが原子の配列に秩序を持たないのと同様に、金属を非常に速い速度で冷却することで、原子が結晶化する前に固化して作られる。

特 徴

ガラス金属は、その特異な構造から従来の結晶性金属にはない優れた特性を多数持っている。

■  高強度・高硬度
原子配列がランダムなため、結晶性金属の弱点である「結晶粒界」が存在しない。これにより、非常に高い強度と硬度を併せ持つ。
  高い弾性
非常にしなやかで、大きな力で曲げても元の形に戻る性質(超弾性)がある。
  優れた耐食性
結晶粒界がないため、そこを起点とする腐食が起こりにくく、高い耐食性を示す。
  精密成形性
溶けた状態から固まる際に体積変化が少ないため、複雑で精密な形状の部品を金型を使って作ることが可能。

 

鋳造用語 索引

© 2025 吉田キャスト工業株式会社