鋳造用語集

紫 金 銅(しきんどう)
Shikindou Japanese Alloy / Shakudo Japanese Alloy

赤銅(しゃくどう)という日本古来の伝統的な合金に分類され、特に工芸品や刀装具で使われる色金の一種。
紫金銅は、赤銅を煮色仕上げ(にいろしあげ)と呼ばれる伝統的な表面処理で、赤銅の色(柿色と表現される赤味がかった銅色)から深みのある紫がかった黒色と変化させたものを指す。
紫金銅は、100%の8%を足した金と銅の合金であり、赤銅の八部挿し(100:8)とも呼ばれる。

同じように銅に8パーセントの金を足した烏金(うきん / からすがね)とよばれる赤銅がある

烏金 の 種 類
名    称別    称合 金 成 分(一般的な成分構成/※一部異なる場合もある)発    色
紫金銅(しきんどう)赤銅八分挿し(100:8)92.59%7.41%紫がかった黒

 

 

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