鋳造用語集

冷 却(れいきゃく)
Cooling

熱処理としての金属冷却方法の種類は、冷却に費やす時間的なおおまかな分類で「炉冷」「徐冷」「放冷」「急冷」がある。
これらの表現について、明確な温度や時間の数字的な定義はない。
但し、炉冷の場合、熱処理の目的に合わせて、1時間に何度下げるかという冷却率が個々の金属や合金について、それぞれ指定される場合がある。

■ 炉 令 ワークを炉に入れて加熱し、炉に入れたまま冷却する方法。
           冷却時間が最も遅い冷却方法。
      炉の温度管理により、冷却速度を厳密にコントロールするという意味合いがある。

 徐 冷 ゆっくりと冷却すること。炉令と同義で扱われる場合がある。
                     炉内で一定の温度まで下げ、その後に炉外で放冷する場合もある。
      徐冷には、炉冷以外にも、灰の中に入れて冷やす「灰冷(はいれい)」や砂に入れる「砂冷(されい)」などがある。

■ 放 冷 加熱停止から外気温度で冷却する方法で、急冷方法のひとつ。
      しばしば、空冷と同義で扱われる。

 急 冷 加熱直後に、水や油に浸けて急激に冷却を行う冷却。

 

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