鋳造用語集

D種接地工事(でぃーしゅせっちこうじ)
Japanese Standard Class D Earthing / Japanese Standard Class D Grounding

D種接地工事(旧:第4種接地工事)は、日本の電気設備技術基準で定められた接地工事の一つ。
一言でいうと、「300V以下の低圧用電気機器の感電防止」を目的とした最も一般的な接地工事。
家庭用エアコンの室外機や、洗濯機、アース付きコンセントなどで見かける緑色のワイヤがこれに該当する。

主な目的と役割

D種接地工事の役割は、主に以下の3点となる。

 感電防止
  機器の絶縁が劣化して漏電した際、電気を大地に逃がすことで、人が触れた時の感電の衝撃を軽減する。

 火災防止
  漏電による発熱や火花から建物を守る。

 保護装置の動作
  漏電遮断器(ブレーカー)を確実に作動させるための帰路を作る。

施工とルール

電気設備に関する技術基準を定める省令により、具体的な数値が決まっている。

項   目基 準 値 備   考
接地抵抗値100Ω以下漏電遮断器がある場合は $500\Omega$ 以下まで緩和されることがある。
接地線の太さ直径 1.6mm 以上の軟銅線引張強さ 0.39kN 以上、または断面積 2mm2 以上。
対象電圧300V 以下の低圧一般家庭の100Vや単相200V、工場の三相200Vなど。

注 意
接地工事は「電気工事士」の資格がなければ行うことができない。
DIYでコンセントの中をいじったり、直接地面に棒を打ち込んだりするのは法令違反となり、危険ですので必ず専門業者に依頼する必要がある。

 

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