鋳造用語集

ホールマーク
Hallmark

日本の造幣局が、貴金属製品の製造・販売業者からの依頼を受けて、その製品の純度(貴金属の含有量)を試験し、合格したものに打つ刻印。

これは、一般に「品位証明印」と呼ばれている。このマークがあることで、消費者はその製品が表記通りの貴金属(金・プラチナなど)であることを安心して確認できる。

日本では、ホールマークの打刻は任意制であり、義務ではない。
そのため、本物の金製品であっても、メーカー独自の刻印(例:「K18」のみ)だけで、造幣局のホールマーク(日の丸)が入っていないものも多く存在する。
しかし、ホールマークがある製品はより高い信頼性があると言える。

現在、造幣局で行っている貴金属の品位証明の対象となる貴金属は『金』『銀』『白金(プラチナ)』『パラジウム』の4種類の貴金属である。

貴金属製品の品位証明が受けられる貴金属合金
プラチナパラジウム
名  称品 位(‰)名  称品 位(‰)名  称品 位(‰)名  称品 位(‰)
純 金 (K24)999純 銀999純プラチナ999純パラジウム999
K22917ブリタニアンシルバー950Pt 950950Pd 950950
K20833スターリングシルバー925Pt 900900Pd 500500
K18750Pt 850850
K15625
K14585
K10417
K9375

造幣局ホームページ 造幣局 : 貴金属製品の品位区分と証明記号 (mint.go.jp)

 

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