鋳造用語集

ハース
Hearth

金属を溶解するための炉の底部や床部分。
誘導加熱アーク溶解で溶解した金属を保持し、均一な温度分布を保つために使用する。

ハースの素材は、溶解される金属の種類や溶解方法により異なる。

 

例えば、冷却ハースは、溶解中の金属を冷却しながら均一な温度を保つために使用される。また、アーク溶解の場合、導電性のハースが使われる場合がある。

ハースと坩堝の違い

ハース
■ 溶解炉の底部や床部分を指す。
■ 金属を溶解する際に、溶解された金属を保持し、均一な温度を保つ役割を果たす。
■ 冷却ハースや伝導性ハースなど、溶解する金属と溶解方法及びその目的により異なる設計となる。
ルツボ
■ ルツボは、金属やその他の素材を溶解するための容器。
■ 高温に耐えうる耐火素材で作られており、溶解炉の中に置かれて使用する。
■ ルツボは、溶解する材料の種類・用途によりさまざまな形状やサイズがある。

 

鋳造用語 索引

© 2025 吉田キャスト工業株式会社