格子点(こうしてん)
Lattice Point
結晶を構成する原子や分子が規則正しく配列している、3次元空間上にある仮想的な点を指す。
結晶の周期的な構造を幾何学的に表現するために用いられる。
格子点と実際の結晶との関係
■ 空間格子
結晶内の原子配列の周期性を表すために、原子の配置を代表する仮想的な点を無限に並べたものを「空間格子(または結晶格子)/Space Lattice / Crystal Lattice」と呼ぶ。
格子点はこの空間格子を構成する個々の点を表す。
■ 周囲の環境が同一
格子点の重要な特徴は、どの格子点を見ても、その周囲にある原子や分子の配置が全く同じに見えるということ。
これにより、結晶全体の周期性、つまり結晶の原子や分子の規則的な配列が保証されます。
■ 原子との関係
格子点そのものが原子を意味するわけではない。
多くの場合、各格子点には1つ以上の原子や分子(これを「モチーフ」または「単位構造」と呼ぶ)が配置さる。
例えば、金属結晶では格子点に原子が1つ配置されることが多いが、化合物結晶では複数の原子からなる原子団が配置されることもある。
格子点を理解することは、結晶の基本的な構造(立方晶、六方晶など)や、その物理的・化学的性質を解析する上で不可欠な概念です。
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