パラジウム
Palladium
1803年にイングランドのウォラストンが白金鋼を 王水 に溶かし ロジウム とともに発見。
元素名は、「小惑星 (Pallas)」から命名。
白金族 のひとつ。
パラジウムは、溶解時に体積の約60倍ものガスを取り込む特性がある。このため、鋳造時には ガス鋳巣 の発生を抑える検討をする必要がある。
また、パラジウムの合金は、 水素 を吸収し、通す性質があるので、水素の精製に利用されている。
元 素 記 号 | Pd |
陽 子 数 | 46 |
価 電 子 数 | - (N/A) |
原 子 量 | 106.42 |
融 点 | 1552 |
沸 点 | 3140 |
密 度 | 12.02 |
存 在 度 | 地球 1 ppb 宇宙 1.39 |
代表的な製品 | 水素精製・プラチナ合金の割金 |