鋳造用語集

ルテニウム
Ruthenium

ドイツのオサンが白金鋼の中で発見し、1845年にクラウスが元素を得た。
元素名は、クラウスの出身国（現在のエストニア）のラテン名「ロシア (Ruthenia)」をあてた。

ルテニウムは、[sg_popup id="10422" event="click"]白金族[/sg_popup]のひとつ。ハードディスクの円盤の磁性層に使用され、記憶量の増大に貢献している。
同じ白金族の[sg_popup id="11265" event="click"]プラチナ[/sg_popup]と混ぜ、プラチナ宝飾品の素材として使用されている。
[sg_popup id="11287" event="click"]コバルト[/sg_popup]と同様に[sg_popup id="12158" event="click"]プラチナ合金[/sg_popup]の硬度を上げる目的で[sg_popup id="11248" event="click"]ルテニウム[/sg_popup]を混ぜるが、ルテニウムの混合率が白金合金の総重量の3％台の場合、鋳造品に著しく[sg_popup id="692" event="click"]収縮鋳巣[/sg_popup]が発生する。この為、[sg_popup id="3745" event="click"]割り金[/sg_popup]としての混合率は2％または4％以上が望ましい。