ゴム型用シリコーンゴムの加硫(硬化)時間

[sg_popup id="3604" event="click"]ロストワックス鋳造[/sg_popup]([sg_popup id="3616" event="click"]ブロックモールド法[/sg_popup])のゴム型を作製する場合には、[sg_popup id="9513" event="click"]ヴァルカナイザー[/sg_popup](熱加硫装置)が必要です。装置がない場合には、液ゴムと呼ばれる[sg_popup id="3986" event="click"]RTVシリコーンゴム[/sg_popup]で行ってください。

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ゴム型作製には『[sg_popup id="3760" event="click"]アルミ板[/sg_popup]』『アルミ枠』『[sg_popup id="3766" event="click"]金属三角錐[/sg_popup]』などが別途必要です。

また、アルミ枠とさの上下のアルミ板との間には、ビニールをはさみシリコーンゴムとアルミ板がはがれやすくします。

熱加硫方法

[sg_popup id="732" event="click"]熱加硫[/sg_popup]の基本は、150℃(メーカーにより異なります)の温度で熱加硫し、ゴム型の厚み1mmに対して1分の時間が必要です。例えば、ゴム型の厚みが20mmであれば20分となります。

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  • 150℃設定厚み
    1mm=1分(60秒)

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収縮について

加硫時の収縮

収縮を嫌う場合には、150℃より低い温度で[sg_popup id="662" event="click"]加硫[/sg_popup]させる方法もあります。温度が低ければ熱膨張が少ない分、加硫直後の収縮はある程度抑えられます。

120℃で加硫させる場合にはゴム型厚1mmに対して90秒が目安です。厚み2cmのゴム型であれば30分となります。

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  • 120℃設定
    厚み1mm=1分30秒 (90秒)

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経時収縮

シリコーンゴムには熱で硬化する硬化材が入っています。低い温度で加硫した場合には、加硫後の経時により収縮が促進します。

ゴム型をアルミ枠から取り出す前にもう一度150℃で二次加硫すると経時収縮は抑えられます。

 

加硫前のシリコーンゴムの保管

ほこりなどが付かないように、お買い上げの際のビニールに包み、冷暗所に保管してください。

気温が高い場所などに保管すると加硫が進み硬くなり、ゴムの充填や熱加硫が困難になりますので、長期保管は充分ご注意ください。

 

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