鋳造用語集

共晶(きょうしょう)
Eutectic / Eutectic Crystal

共析晶(きょうせきしょう)ともいう。
合金などが凝固するときの凝固形態。
結晶組織のひとつで、2つ以上の固相の混合組織が、各相細かく入り混じった状態。

液相 L が分解して固相 α (アルファ―結晶)と固相 β (ベータ結晶)を形成したときにできる結晶である。共晶ができるような反応を共晶反応(Eutectic Reaction)という。
共晶変態

L→ α+β(固相γが分解する共析反応と似ている。)

たとえば、2種類の金属AとBを溶解して合金をつくる場合、AとBの比率が金属Aに対するBの固溶限までの範囲や、Bに対するAの固溶限までの範囲にないと、合金は、それぞれ違った成分比の固溶体の結晶がまじりあったものになる。これを共晶組織という。混晶とう用語と区別されないで使われるときもある。』
(ウィキペディアより抜粋)

 

 

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