中古鋳造機の購入を検討する時、懸念されるのは購入後に故障する可能性や修理の依頼先などですよね。
新品の鋳造機より故障する確率が上がるため、当然『故障した時』のことも視野に入れて検討を進めるべきです。
飛躍した言い方にはなりますが、中古の鋳造機を購入される場合、製造年月によっては同じものを2台買うぐらいの『覚悟』が必要です。
1台は使用するため、もう一台は部品取りのためです。
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構成パーツが増えると故障の確率も増える
各パーツの性能や耐久性は昔より格段に上がっているのは事実ですが、鋳造機の構成が以前より格段に複雑になっており、1台で使用されている構成パーツの数も多くなってきています。
例えば、10個の構成パーツからなる機械があるとします。
各パーツの故障確立が100回に1回とすると100回に10回、つまり故障が起こる確率は10%になります。
これが50個の構成パーツならどうでしょう。確率だけでいえば20%です。
実際にはこれほど単純ではありませんが、構成パーツが多ければ、それだけパーツの故障の可能性が増えます。
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部品パーツの最低保有期間はない
製造中止後、メーカーが各構成パーツを保有しなければならない最低期間は、家電を除き特に法律で定められておりません。
この意味を返すと、製造中止後は翌年であっても装置のパーツ供給は行わなくてもよい、ということです。
鋳造機に関して言えば、特に電気パーツ等をパーツメーカーから仕入れていることも事実です。パーツメーカーが生産中止を決定すれば、同じパーツが手に入らないケースがあります。
修理の付帯工事費がかかることも
購入を検討している鋳造機が製造中止されていれば、その時に存在したパーツもすでに生産中止になっている可能性があります。
鋳造機メーカーによっては『代替え』があればそのパーツで対応していますが、そのパーツを取り付けるための『付帯工事』が必要になる場合も少なくありません。
鋳造機パーツの種類によっては、その鋳造機メーカーが独自で製造しているパーツもあります。このパーツの供給については、各鋳造機メーカーの考え方に頼らざるを得ません。
ロットで生産している場合には、『単品製造』に対応してくれない場合もあります。
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吉田キャストで行う中古鋳造機の販売
弊社でも中古の販売はしています。
弊社の場合ですと、当然ですが安全が確保できないと思われる鋳造機、またパーツの継続的な補償ができない鋳造機は販売しません。
弊社から販売の中古機器では、装置内部の消耗パーツなど、経年劣化で消耗しているパーツなどは交換してあります。車でいう『ディーラー中古』にあたります。
確かに、通常の中古品よりお値段は高めですが、ランク別で保証がついております。
もちろん技術指導(有償)やお電話などでの技術指導(無償)も受けられます。
但し、中古はタイミングです。弊社では『お客様に安心してお使いいただけるもの』
しか販売しておりませんので、申し訳ございませんが『いつもある』わけではありません。
購入までにお時間がある場合には、購入予定の前からお声がけをいただければ、中古が出た場合には、優先的にご紹介をいたしますのでお気軽にお問合せ下さい。