鋳造用語集

アルミニウム
Aluminum

1807年にデービーが、ミョウバンから得た金属の酸化物を「アルミニウム」と名付けた。
純粋金属の単離は、1825年にエルスティッド(スウェーデン)が行った。
アルミニウムは、地殻中に[sg_popup id="11285" event="click"]酸素[/sg_popup]、[sg_popup id="11289" event="click"]ケイ素[/sg_popup]に次いで豊富に存在し、金属元素としては最も多い。

金属アルミニウムの工業化がはじまったのは、19世紀半ばであり、その当初は非常に貴重な金属であった。
現在では、大量に生産され、軽さや腐食しにくさなどの様々な特性を生かして、私たちの身のまわりで利用されている。
金属アルミニウムは、ボーキサイトに含まれる銀白色の軽金属である。空気中では、表面が薄い酸化保護膜におおわれるため、内部までの酸素が行き渡らず、腐食しにくくなる。

元   素   記   号    Al
陽      子      数    13
価   電   子   数    -3
原      子      量    26.981538
融                点    660.32
沸                点    2467
密                度    2.6989
存      在      度地球  8万4100ppm 宇宙 2.38×104
代表的な製品アルミ缶・アルミホィール・一円硬貨・自動車パーツ等・航空機

 

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