用語集

平衡状態図（へいこうじょうたいず） Equilibrium Diagram / Phase Curve 安定した状態の合金や溶液の相の境目を示す図。 金属の場合では2元または3元合金の相の変化や固体と ...

平衡図（へいこうず） Equilibrium Diagram / Phase Curve 安定した状態の合金や溶液の相の境目を示す図。 金属の場合では2元または3元合金の相の変化や固体と液体が混ざり合 ...

へこみ Dimple / Dents 鋳造欠陥のひとつ。 収縮・過多な内在ガス・鋳型の通気性の不足などで鋳造体の表面に現れるへこみ。 「収縮鋳巣」や「内引け」とは原因が異なる。 詳細記事はこちら &n ...

偏晶反応（へんしょうはんのう） Monotectic Reaction 溶けた合金が凝固するときの結晶組織のひとつ。 ひとつの固相と、それとは成分の異なる新しい液相からなる2相状態で、一番初めに凝固を ...

偏析（へんせき） Segregation 合金の溶湯が凝固する際、最初に凝固する部分と後から凝固する部分とは一般的に組織を異にする場合があり濃度分布が不均一になる現象。 特に不純物は最後に凝集する。つ ...

変態点（へんたいてん） Transformation Point 変態とは、熱を上昇・下降したために結晶構造が他の結晶構造に変化する現象。 それが発生する温度や圧力。 点移転ともいう。 たとえば、鉄は ...

エアーベント Air Vent 液体や気体を抜いたり入れたりする穴や抜け口を指す。 鋳造では、鋳型内に発生したガスを鋳型外や中子の外に排出させるための通路。 不適切な場所に取り付けると収縮鋳巣を誘発す ...

ポーラス Porous 多孔質。スポンジ状。 物質の内部に多数の空洞があること、またはその状態。 MIMや粉末冶金などの焼結金属の内部はこの状態になる。 鋳造では、鋳巣を指す場合がある。   ...

硼酸（ほうさん） Boric Acid 白色板状の結晶で酸化ホウ素。 周知のホウ酸の用途として、水溶液で目の消毒に使われたり、ゴキブリの駆除などに使われる。 鋳造では、金属の溶解時、硼砂と混合してルツ ...

放射温度計（ほうしゃおんどけい） Radiation Thermometer 金属を加温したときに放たれる光を検知し、金属が持つ放射率により金属の温度を演算し表示する温度計。 機能が似るため、しばしば ...