鋳造用語集

クロム
Chromium

1797年、フランスのボークランがシベリア産の紅鉛鉱からクロムの酸化物を発見した。さらにこれを[sg_popup id="664" event="click"]還元[/sg_popup]処理することでクロム金属を分離した。
元素名の由来は、ギリシャ語の「色 (chroma)」。

クロムは、三価クロムとして、落花生などの豆類や玄米に多く含まれている。六価クロムの毒性は古くから知られている。
われわれの身近な使われ方として、[sg_popup id="9498" event="click"]ステンレス[/sg_popup]鋼の添加材料として多用され、硬くて丈夫なため、[sg_popup id="762" event="click"]メッキ[/sg_popup]の母材として使用される。
また、熱[sg_popup id="3746" event="click"]膨張[/sg_popup]係数が小さく酸化性ガス・二酸化硫黄などに対する耐酸性にすぐれているため保護管の素材としても利用されている。

元   素   記   号  Cr
陽      子      数  24
価   電   子   数  -(N/A)
原      子      量  51.9961
融                点  1860
沸                点  2671
密                度  2.3296
存      在      度地球  185 ppm   宇宙 1.34×104
代表的な製品ステンレス鋼の添加素材(クロム含有量11%以上)・メッキ材料・耐酸保護管

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