鋳造用語集

抜き勾配(ぬきこうばい)
Draft / Draft Angle

『金型による成形品が離型する方向にあらかじめ設けておく「勾配(角度)」。

抜き勾配をつけておくことで、成形品を傷つけることなく、スムーズに取り出すことができる。』
(Beingより)

ロストワックス鋳造などによる成形(鋳造)では、型を破壊して成形品を取り出すため、抜き勾配を設ける必要がなく、アンダーカット形状に由来する脱型の問題が発生しない。
同様にラバーキャストによる鋳造においても、鋳型がゴム製のため、必要がない。

 

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