鋳造用語集

ジャーマンシルバー
German Silver

洋白銀・洋銀・ニッケルシルバーともよばれる。ニッケルの含有量により白銅に分類される。
50から70%・ニッケル5から30%・亜鉛10から30%の合金。
500円硬貨・100円硬貨・50円硬貨もこの合金の一種。
配合により、鉄道模型のレールや腕時計のバンドなどにも使われる。
ニッケルの含有量が高いと融点が上がるため、ロストワックス鋳造ブロックモールド法)では高融点金属に分類される。

ドイツの伝統的な銀食器に使用される食器用シルバーもジャーマンシルバーとよぶ。
ここでいう白銅とは組成が異なる。食器用シルバーは、の場合は銀合金である。

 

 

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