白金(はっきん)/プラチナ
Platinum
古くから知られていた元素の一つ。
はじめて新元素だと認識したのはスペインのデ・ウロアとされている。
名称は、スペイン語の「小さな銀 (platina)」に由来する。
日本語表記の「白金」は、白い金と表記されるため、金合金のカラーゴールドであるホワイトゴールドと混同されがちである。
中国語で「白金(ぱいじん)」はホワイトゴールドを指すが、日本語ではプラチナを指す。
白金は、腐食しにくいためキログラム原器の材料に使われている。正確なキログラムは、このキログラム原器が基準となっている。
現在ではあまり使われなくなったが、自動車から排出される排気ガスの触媒に約2~4gの白金が使われていた。
白金触媒が登場する前までは、その利用方法はほとんどが宝飾製品用であった。
元 素 記 号 | Pt |
陽 子 数 | 78 |
価 電 子 数 | - (N/A) |
原 子 量 | 195.078 |
融 点 | 1772 |
沸 点 | 3830 |
密 度 | 21.45 |
存 在 度 | 地球 1 ppb 宇宙 1.34 |
代表的な製品 | 白金触媒・宝飾品 |
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