鋳造用語集

ストロンチウム
Strontium

『1790年、[sg_popup id="12064" event="click"]バリウム[/sg_popup]の調合に携わったAdair Crawfordと同僚のWilliam Cruickshankがストリチアン石が他の重晶石(heavy spars)の元となる石の特性とは異なる特性を示すことを調べた』(中略)。
医師で鉱物収集家であるFriedrich Gabriel Sulzerは、ヨハン・フリードリヒ・ブルーメンバッハとともにストリチアン産の鉱物を分析しストリチアンナイトと名付けた。(中略)
1808年にハンフリー・デービー卿により、塩化ストロンチウムと酸化水銀を含む混合物の電気分解により最終的に分離され、1808年6月30日の王立協会での講演で発表された。』
『元素名は、ストロンチアン石(ストロンチウムを含む鉱物)の産出地、スコットランドのストリチアンという村にちなむ』

『炎色反応が赤であるため、花火や発煙筒の炎の赤い色の発生には塩化ストロンチウムなどが用いられる。
そのほか、高温超伝導体の材料として使われる。
炭化ストロンチウムは、ブラウン管などの陰極線管のガラスに添加される。また、[sg_popup id="12066" event="click"]フェライト[/sg_popup]などの磁性材料の原料としても用いられる。
単体のストロンチウムは、酸素などどの反応性が高いため、真空装置中のガスを吸着する[sg_popup id="12059" event="click"]ゲッター[/sg_popup]として用いられる。』
(ウィキペディアより抜粋)

元   素   記   号  Sr
陽      子      数  38
価   電   子   数   2
原      子      量  87.62
融                点  769
沸                点  1384
密                度  2.54
存      在      度地球  260 ppm   宇宙  23.5
代表的な製品花火・発煙筒・フェライト磁石・ゲッター材

 

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