鋳造用語集

錫(すず)
Tin

錫は、との合金である青銅として紀元前3000年頃から知られていた。
元々は、の合金を指すラテン語の「stannum」から名称をとった。
錫は、食品の味に影響を及ぼさない。銅製の茶器などの食器の内側に「錫引き」し、銅成分の溶出を防ぐためのコーティング材として使用されてきた。銅は、水に溶出し人体対して毒性があるので、これを防止するためである。
このように、『錫は人間や動物には容易に吸収されず、生体内での生物学的役割は知られていない。錫は金属や酸化物、塩類といった無機化合物の形では毒性が低いため食器や缶詰などの広範囲にわたって利用されている。』
(ウィキペディアより抜粋)

また、薄い鉄板からブリキをつくるメッキ材として使用される。錫は、を錆びから保護する役割がある。
近年、環境保全の観点から鉛の使用が制限されているため、ハンダ材の材料(鉛の代用品)として、また低融点合金ホワイトメタルの合金成分として利用されている。

 

元   素   記   号  Sn
陽      子      数  50
価   電   子   数  4
原      子      量  183.710
融                点  231.97
沸                点  2270
密                度  5.75
存      在      度地球  2.5 ppm   宇宙  3.82
代表的な製品トタン・錫引き(銅食器などへのコーティング材)・缶詰容器(内側)

 

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