ジルコニウム
Zirconium
1798年、ドイツのクラプロートがセイロンでとれたジルコンから発見。1824年にベルセリウスによりフッ化カリウムジルコニウムをカリウムで還元し金属を単離した。
元素名の由来は、アラビア語の『宝石の金色』を意味するzargunから命名。
ジルコニウムを含む超強度セラミックスは、包丁やハサミに使われる。
また、その強度から歯科技工でも入れ歯の素材としてジルコニウムをCADデータに基づいてCNCで切削加工し焼結させ、ジルコニアにして義歯として使用される。
元 素 記 号 | Zr |
陽 子 数 | 40 |
価 電 子 数 | - (N/A) |
原 子 量 | 91.224 |
融 点 | 1852 |
沸 点 | 4377 |
密 度 | 6.506 |
存 在 度 | 地球 100 ppm 宇宙 11.4 |
代表的な製品 | 包丁・ハサミ・義歯 |
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