ゴム型の開き方
ゴムカットの際のメスホルダーの持ち方は、メスホルダーの上を手で覆いかぶすようにして、人差し指と親指で刃の根本付近をつまむように持ちます。
ペンを持つようにメスホルダーを持つと中指がメス刃の下にくるため、中指を切る可能性があります。けがの防止の観点から見ると、この持ち方はお勧めしません。
ポイント
メスホルダーの上から、親指と人差し指でつまむように持つ
ペンを持つように持たないこと
関連記事
-
【ビギナー編】鋳造用ゴム型のメス刃の使用方法
ゴム型作製に使うメス刃の種類 ロストワックス鋳造のゴム型をカットする時には、工業で使用される鋭利なメス刃を使います。メス刃の刃先形状にはいくつかの種類がありますが、概ね#11と#12という番手の刃を使 ...
続きを見る
グラフで特徴が一目で分かる！
メス刃の切れ込み角度
メス刃の角度は、ゴム型に対して垂直に当たるようにします。
基本的に原型部分は形状に沿って切断し、原型の周辺以外は水平になるように切ります。
ゴム型の切断面が水平でないと、ワックス型を取る回数が増えたときにゴム型の劣化で耐久性に問題が出る場合があります。
また、２つに切り分けたゴム型の切断面が水平でないとアンダーカットができる可能性があります。アンダーカットがあるとワックス射出した後のワックス型がゴム型から取り外しにくくなり、また取り出す際にワックス型が変形する場合もあります。
切断面が水平ではないゴム型や、アンダーカットがあるゴム型は良いゴム型とは言えません。
ポイント
メス刃の角度は垂直に、切断面は水平に
水平でないと良いゴム型は作れません。
関連記事
-
【まとめ】鋳造用ゴムカットのポイント／ビギナー編
ゴム型の作製には、アルミ枠へのシリコーンゴムの詰め方、ゴム型の肉厚、カットの方法など覚えておくことがいくつかあります。 ここでは、ゴム型作製に関連する記事を一覧にまとめました。各ページには、それぞれの ...
続きを見る
