鋳造用語集

同素体(どうそたい)
Allotropic 

『同素体とは、同一元素の単体のうち、原子の配列(結晶構造)が結合様式の関係が異なる物質同士の関係をいう。同素体は単体、すなわち互いに同じ元素から構成されるた、化学的・物理的特性が異なることを特徴とする。』
(ウィキペディアより抜粋)

『同じ種類の原子からなるが、原子の配列や結合のしかたが違い、性質の異なる単体。酸素とオゾン、ダイヤモンドと石墨など。』
(goo辞書より)

同素体には硫黄(S)・炭素(C)・酸素(O)・リン(P)の4種類がある。
例えば、炭素の同素体としてダイヤモンド・黒鉛・フラーレンがある。
→ 「フラーレンはダイヤモンドと同素体である。」
同じ元素で全く違う特性に変化することを同素体変化(allotropic change)という。
→ 「ダイヤモンドは炭素から同素体変化した物質である。」

 

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