レニウム
Rhenium
マンガン族のレアメタル。
元素周期表を作成したロシアの化学者メンデーレフが予言した元素。
1925年、ドイツのノダック、タッケ、ベルクがケイ素塩鉱物から分離して発見した。
ライン川のラテン名のRhenus から命名された。
『1908年に日本の小川正孝(後に東北帝国大学総長)がラムゼーのもとで方トリウム石から分離し、原子番号の43の元素と誤ってnipporiumと名付けたものは、じつは、一周機下のレニウムであったことが後年判明した。』(コトバンクより抜粋)
レニウムは、熱伝導度が大きいため、レニウム合金は、高温用の温度センサーの先端部分に使用されたり、ジェットエンジンのタービンブレードの材料としても使用される。
| 元 素 記 号 | Re |
| 陽 子 数 | 75 |
| 価 電 子 数 | - (N/A) |
| 原 子 量 | 186.207 |
| 融 点 | 3180 |
| 沸 点 | 5596 |
| 密 度 | 21.02 |
| 存 在 度 | 地球 0.5 ppb 宇宙 0.0517 |
| 代表的な製品 | ジェットエンジンのタービンブレード・高温用温度センサー先端部 |
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