鋳造用語集

タンタル
Tantalum

1801年、イングランドのハチェットがアメリカ合衆国のコネチカット州から送られた黒色鉱物の中にタンタルに似た新元素を確認し、Columbiumと名付けた。その翌年の1802年にドイツの化学者ウォラストンが原石であるタンタル石の密度とコルンブ石(酸化ニオブ)の密度を推定し、タンタルと[sg_popup id="11712" event="click"]ニオブ[/sg_popup]は同一の元素であるとした。このためコロンビウムとタンタルは同一のものとされ、タンタルの名前が残された。
しかし、1846年にドイツの化学者ローゼンがタンタル石には2種類の元素が含まれると主張し、タンタル石に含まれるペロピウムと命名された推定された元素はタンタルとニオブの混合物であると確認された。
タンタルの語源は、ギリシャ神話のフリギア(Phrygia)の王であるタンタルス(Tantalus)からとられた。

タンタルは、単体は光沢のある灰色の金属である。硬く延性に優れている。
この金属は、体に無害な金属であるため、人工骨や歯のインプラント治療に用いられる。インプラント治療では、人工歯を「フィクスチャー」と呼ばれるタンタルを含んだネジで顎に埋め込む。

元   素   記   号  W
陽      子      数  74
価   電   子   数  - (N/A)
原      子      量  183.84
融                点  3410
沸                点  5657
密                度  19.3
存      在      度地球  1 ppm   宇宙  0.133
代表的な製品電球のフィラメント・電極

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