銅(どう)
Copper
古くから知られていた金属で、元素名は、古代の銅の産出地であるキプロス島を意味するラテン語の「Cupruml」に由来する。
イラク北部では、紀元前8800年頃に天然の銅からつくられたと考えられる小さなビーズがみつかっている。
銅には、薄く延ばしても破壊されにくく、よく伸びるとういう特性がある。また、熱と電気の伝導率が金属の中で2番目に高い(一番は銀)ため、調理なべや電線としてよく使われる。
銅とほかの金属を混ぜ合わせた合金には、錫を混ぜた青銅・ニッケルを混ぜた白銅・亜鉛を混ぜた真鍮などさまざまな種類がある。
元 素 記 号 | Cu |
陽 子 数 | 29 |
価 電 子 数 | - (N/A) |
原 子 量 | 63.546 |
融 点 | 1083.4 |
沸 点 | 2567 |
密 度 | 8.96 |
存 在 度 | 地球 75 ppm 宇宙 522 |
代表的な製品 | 電線・調理なべ・青銅、白銅、真鍮などの銅合金の主材 |
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