白銅(はくどう)
Cupronickel
『ニッケルの含有比率には多少ばらつきがあるものの、含有量の多いものについては銀に似た白い輝きを放つので、銀の代用品として硬化などに使われる。一例として、昭和30年代頃は銀貨だった100円硬貨は、その後の銀価格高騰を受け、1967年(昭和42年)より、50円硬貨とともに白銅製に切り替えられ、現在に至る。
日本の100円硬貨、50円硬貨、初代500硬化は Cu75%-Ni25% の白銅である(2代目500円硬貨と3代目(現行)500円硬貨の外縁部分は銅・亜鉛・ニッケル合金であるニッケル黄銅製)。なお、3代目500円硬貨の中心部分にも、白銅が用いられている。
世界的に銀貨が一般流通用に見られなくなった現代社会においては、青銅が低額硬貨に用いられるのに対し、白銅は高額硬貨に多く用いられる。
また、海水に対する耐食性が高く、海水淡水化の設備や船舶関連の部品に多く使用されている。』
(ウィキペディアより抜粋)
ロストワックス鋳造(ブロックモールド法)では、ニッケルの含有量により高融点金属に分類される。
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