鋳造用語集

白 鋳 鉄(はくちゅうてつ)
White Cast Iron

白色被面をもつ鋳鉄
鋳鉄は、炭素ケイ素とが含有されたものであるが、炭素が少なかったり、特にケイ素が少ないと凝固時に炭素が黒鉛結晶とならずにセメンタイト(Fe3C)という化合物の結晶となる。これを白鋳組織と呼び、この組織を持つ鋳鉄を白鋳鉄と呼ぶ。

白鋳組織が発生する原因は、鋳型の肉厚が薄い場所や、鋳型温度が低い場合、鋳型が金型である場合など、温度が低い場合に発生する。
白鋳鉄は、非常に硬く耐摩耗性が高いが、脆い性質があるため、二次加工は困難である。
鋳造製品に求められる特性により、鋳造の温度管理チル化により意図的に白鋳組織を発生させ、表面の耐摩耗性を向上させる場合がある。
一方、脆さにより加工性が著しく劣化するため、意図としない白鋳組織は鋳造欠陥ともなりえる。

 

 

 

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