ニッケル基超合金(にっけるきちょうごうきん)/ Ni基超合金
Nickel Base Superalloy
ニッケル(Ni)を主成分とし、高温でも高い強度、耐酸化性、耐食性を維持できるよう設計された耐熱合金。
Niを母相として、クロム(Cr)、コバルト(Co)、モリブデン(Mo)、タングステン(W)、アルミニウム(Al)、チタニウム(Ti)、タンタル(Ta)、ニオブ(Nb)、レニウム(Re)などの元素を添加する。特にAl、Ti、Taなどによって形成されるγ′相(ガンマプライム相)などの強化相が、高温での強度やクリープ強度の向上に重要な役割を果たす。
高温環境で長時間使用しても強度を維持しやすいため、航空機のジェットエンジン、ガスタービンのタービンブレード、発電設備などに広く利用されている。
代表的な合金には、インコネル(Inconel)、ハステロイ(Hastelloy)、Rene、CMSX系などがある。
簡単にいえば、「高温でも強さを失いにくい、ニッケルを主成分とした高性能な耐熱合金」である。
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